Michelin Super Sport のレビューです。

今回、初めて Michelin のタイヤを使用することになりました。

車は、MAZDA Roadster RF です。

Roadster やその他のライトウェイト・スポーツカーに乗ってる方の

参考になればと思いレビューを投稿します。

■タイヤ交換の理由

交換前に装着していたタイヤは、2万キロ弱しか使用していなかったため、

タイヤの溝は十分に残っていたのですが、

6年間の経年劣化を考え、今回交換することにしました。

■新しいタイヤに期待すること

少し乗り心地（快適性）をよくすることです。

今までのタイヤよりも振動やロードノイズが少なくなることが希望です。

そのため、スポーツ性能は少し低めに抑える必要があるだろうと考えました。

■過去に使用してきたタイヤ

私は、これまで固めのスポーツタイヤばかりを使用してきました。

コンフォート系のタイヤを使用した経験がありません。

従って、乗り心地の感じ方には偏りがあると思います。

1) HONDA CIVIC TYPE-R (FD2)

Bridgestone POTENZA RE070 (5年間 約2万キロ)

Bridgestone POTENZA S001（4年間 約2万キロ）

2) MAZDA Roadster RF

Bridgestone POTENZA S001（6年間 2万キロ弱）

■今回購入したタイヤ

今回選んだタイヤは、Michelin Super Sport です。

MICHELIN PILOT PILOT SUPER SPORT 205/45R17 (88Y) XL

その他の候補としては、以下のような製品も検討しました。

DUNLOP SP-SPORT MAXX060+

DUNLOP LE MANS V+

しかし、Michelin のタイヤを使ってみたかったこと、

TIREHOOD では Michelin Super Sport をとても安く購入できる！ことにより、

今回の選定となりました。

■納期

今回、購入した Michelin Super Sport は、TIREHOOD では、

「取り寄せ商品」と表示されておりましたが、納期確認をしたところ、

9日後には交換作業が実施できるとの回答だったため、正式に発注しました。

■タイヤの製造年月

今回、2023年5月下旬（20週目）に発注し、届いたタイヤ (4本)の製造年月の内訳は、

以下の通りでした。

2022年45週目 = 1本

2022年47週目 = 2本

2022年48週目 = 1本

概ね6か月前に製造されたタイヤということになるので、

製造からあまり時間の経っていない、良好な品物を割り当てていただいたと思います。

■乗り心地の予想

1) POTENZA S001 との比較

タイヤ交換作業の際に、POTENZA S001 と Michelin Super Sport を並べて比較したところ、

両者は、トレッドパターンがよく似ていました。

従って、Super Sport は、S001 とよく似たフィーリングになるかもしれないと予想しました。

2) 他のスポーツ系タイヤとの比較

今回、実際に交換作業をしていただいたタイヤ屋さんによると、

「Michelin Super Sport は、Michelin Pilot Sport 5 などと比べると、

サイドウォールがとても固い」とのことでした。

従って、Super Sport は、性能のバランスが良く人気のある（よく売れている）タイプ

のスポーツタイヤよりも固めのフィーリングになるだろうと予想しました。

■空気圧の設定

今回購入した Michelin Super Sport は、XL 規格のタイヤでした。

Roadster RF の場合、新車購入時の標準タイヤである POTENZA S001 での適正空気圧は

200kPa なので、XL 規格のタイヤでは、220kPa が、それに相当する空気圧になるかと思います。

しかし、今回は、敢えて Michelin Super Sport にも 200kPa の空気圧を設定し、

やや低めの空気圧で初乗りのフィーリングを体感することにしました。

■初乗りのインプレッション

タイヤ交換後の一般道でのフィーリングです。ドライ路面で2時間くらい走りました。

1) 乗り心地（快適性）

振動、ロードノイズとも、POTENZA S001 よりも明らかにマイルドなったことを感じました。

2) ハンドリング

POTENZA S001 にとても似ていて、クイックな応答性を感じました。

3) コーナーリング

しっかりとしたグリップを感じ、スポーツカーらしいフィーリングは全く損なわれていません。

4) 結果

これまで使用していた POTENZA S001 よりも少し快適な乗り心地を得られました。

しかし、運転する私にとっては、それをハッキリと体感できますが、

同乗者にとっては、あまり大きな違いを感じないだろうと思います。

■考察

交換前に装着していた POTENZA S001 は、2万キロ弱しか使用していなかったため、

タイヤの溝は十分に残っていたのですが、6年間の経年劣化がある状態でした。

一方、新品の Super Sport は当然ながら劣化もなく非常に良好な状態であるため、

新旧のタイヤを対等の条件下で比較したのではありません。

また、空気圧の設定も、今回の初乗りでは、同じ 200kPa とはいえ、

XL 規格のタイヤである Super Sport としては、やや低めの空気圧を設定したことになり、

当然ながらソフトなフィーリングになるかと思います。

それらを含めてトータルに考えると、"一般道でのフィーリング" としては、

Michelin Super Sport は、Bridgestone POTENZA S001 と似ていると言えると思います。

今後は、空気圧の設定を 220 ～ 240kPa 辺りを試してみたり、

高速道路や雨天時のフィーリングも確かめてみたいと思っています。

あくまでも、私の運転スタイルは、"安全第一" であり、

基本的に周囲の車と同じ速度に合わせて走るため、他の車を追い越すこともほとんどありません。

今回購入したタイヤも、かなりのオーバースペックだと思いますし、

タイヤのパフォーマンスの限界を試すような運転スキルも持ち合わせていませんが、

Michelin Super Sport は、このようなレベルのユーザーであっても、

ドライブを楽しくしてくれるタイヤであると思います！