GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02の評判・評価・ユーザーレビュー

　ポテンザS００１からの入替です。これまで約1500ｋｍ(内高速1000ｋｍ)走行しました。

　タイヤ交換して先ず気付いたのがタイヤの静かさ，しなやかさです。ポテンザの時は，段差を乗り越えた時「ガーン!!」という感じだったのですが，今は「トン」といなしていきます。車内のキーホルダが落ちてしまうほどの衝撃は今では全くありません！

　また，ロードノイズが圧倒的に低くなりました。タイヤの減りに従い，ポテンザはだんだんとロードノイズは大きくなり，高速，一般道でも路面によっては，「ゴー!!」「ガ－!!」とラジオのボリュームを上げざるを得ないほどでしたが，レブスペックではほとんど気にならない程度のロードノイズになりました。プレミアムタイヤの静かさを体験したことはありませんが，レブスペックのロードノイズに何の不満もありません。　

　操縦性に関しては，一般道では，タイヤのふらつきやグリップ，剛性感等，何ら問題ありません。

　これらの性能の割に，価格が非常にリーズナブルなのが何より良い点でしょう。発売開始年が古い(2004年だと思いますが)ので，最新のタイヤにかなわない点はあるのでしょうが，普通に一般道，高速道を走って何ら不満もありません。むしろ，性能と価格，コストパフォーマンスはNO.1ではないでしょうか。

　最後に，BMW＋ポテンザＳ001の優れていると感じた点は，高速道の圧倒的な操縦安定性です。レブスペックに交換後初めて高速道を走った時，直進での若干のふわふわ感，車線変更でのタイヤのたわみを感じ，ポテンザとの違いに大いに驚きました。

　ポテンザＳ００１を高速で走った時は，まるでスケートリンクを滑走するかのような感覚で直進していきます。車線変更は，まるでミズスマシのように平行移動するような感覚です。ドライバーに不安を与えるタイヤのたわみ，上下の揺れなど，全然ありません。追い越しなど，制限速度＋αになってもその感覚は全く変わりません。さすがBMW。高速での操縦性は今まで乗った車の中で№１です。

　今回，私は脱ランフラットを行いました。BMW３２５ｉＭスポーツにはどのタイヤがベストチョイスか，という点については，「タイヤに何を求めるか？」という点で違ってくると思います。圧倒的な高速操縦性の安定を求めるのであれば，ポテンザＳ００１が最良の選択の一つです。しかし，一般道，時々高速道，オールマイティーの性能を求めるのであれば，レブスペックは大いに魅力的な選択となるでしょう。