FALKEN(ファルケン)を知る

FALKEN(ファルケン)タイヤを徹底解剖!
会社概要・沿革・ブランド・製造技術

FALKEN(ファルケン)についてご紹介するページです。
会社概要や歴史、FALKEN(ファルケン)タイヤの各ブランドや製造技術などをご紹介します。

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FALKEN(ファルケン)の会社概要

ファルケンは、「住友ゴム工業株式会社」のもとで経営されている子会社です。東京都江東区豊洲に営業本部があります。

1909年に創業、1917年に設立されました。住友ゴム工業株式会社は、6,581名の従業員を有している大企業で、現社長は池田育嗣氏が務めています。創業100年以上の実績をもとに、さらに収益性・成長性・グローバル性を高めるべく、「Go for NEXT」ビジョンに掲げています。

ファルケンが行っている主な事業はタイヤの製造です。一般の自動車用のタイヤから、農耕機のタイヤ、レースやラリー用のタイヤまで手がけています。さらには、アルミホイールや自動車に必要なタイヤ以外の部品なども扱っています。

FALKEN(ファルケン)の沿革

住友ゴム工業株式会社は、1909年にイギリスのダンロップ社の工場を誘致して日本初の近代的なゴムを製造する工場として創業しました。

1913年、自動車用のタイヤの生産を開始します。これが国産のタイヤとしては初めてのタイヤになります。

その後1976年に、日本初となるF−1レーシングタイヤを開発。自動車用だけでなく、レース用のタイヤにも手がけました。

1986(昭和61)年にはアメリカのダンロップ社を買収し米・英を制覇するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで事業を拡大させていきました。

売上高は2016年12月期で8,050億円に達しています。

2003年にはオーツタイヤ(株)と合併し、2006年には石油外天然資源(石油を含まない天然資源)が70%を占めたタイヤである「ENASAVE ES801」を発売しました。石油が足りなくなるかもしれないと全世界的に懸念されていたときに、石油に依存しない資源でタイヤを作れることは画期的な発明だったのです。

そして2013年、ついに石油外天然資源を100%使用したタイヤである「エナセーブ 100」の開発に成功。石油を一切使わずにタイヤを作ることができたのです。

また、住友ゴム工業会社は海外展開も積極的におこなっています。1997年にインドネシアに設立した工場を操業したのを筆頭に2001年には中国に進出、2007年にはベトナムに進出しました。ここ10年でさらにインド、トルコ、タイ、オーストラリアなど世界各地に拠点を置いています。住友ゴム工業会社は今や世界に飛躍する会社となっているのです。

FALKEN(ファルケン)タイヤのブランド

ZIEX ZE914 EF(プレミアムタイヤ)

ZIEX ZE914 Fは、低燃費性と快適性を併せ持つプレミアムタイヤです。

セダン・ミニバン・コンパクトカー・軽に対応しています。

不要な発熱を抑え、ウェットグリップ性能を向上してくれる「アドバンスドコンパウンドデザイン」、バランスのとれた走行を実現するために剛性分布を最適化「アドバンスドパターンデザイン」などの技術が用いられています。

これらのおかげで、燃費を抑え、快適性も担保されたタイヤに仕上がっています。

適合車種:BMW 3シリーズ、メルセデスベンツ Sクラスなど

AZENIS FK510 SUV(SUV用プレミアムタイヤ)

AZENIS FK510 SUV は「プレミアムセグメント」「SUV向け」に分類されます。

このブランドは、乾いた通常の道路では信頼感あふれる操縦安定性能を実現し、運転者の意思通りにスムーズに動きます。また、滑りやすくて危険な濡れた道路でも安定性を維持しています。

これらは、高速でカーブするときに負荷がかかりやすい外側のトレッドを剛性化し、シリカをめいいっぱい充填して接地面だけを柔らかくすることによって可能になっています。

適合車種:トヨタ ハリアー、日産 エクストレイルなど

SINCERA SN832i(スタンダードタイヤ)

SINCERA SN832i は「ミニバン向け」のエコタイヤです。

低燃費性と、二酸化炭素の排出量を抑えているエコフレンドリーさが特徴です。また、ウェットグリップ性能も維持しています。この両側面を実現するのは、「シリカ用低発熱ポリマー」という発熱を抑えてくれる樹脂と、サイドウォール部の断面に完全な円を描く「真円プロファイル」という2つの技術です。

適合車種:トヨタ ハイエースバン、トヨタ ヴォクシーなど

ESPIA EPZ F(スタッドレスタイヤ)

ESPIA EPZ F は「スタッドレスタイヤ」に分類されます。

このブランドのタイヤは、アイスバーンでの高いブレーキ性能はもちろん、圧雪路やシャーベット状の道路でも操縦安定性能をより高めることによって、雪国でも安定感のある走行を可能にしてくれます。

高密度のシリカを軟化剤とうまく混ぜ合わせたコンパウンドデザインと、トレッドブロック内部のサイプに複雑な形状で形成した「キャニオンサイプ」を採用することで、安定性が高まっています。

適合車種:ホンダ N-BOX、ダイハツ ムーヴなど

FALKEN(ファルケン)タイヤの製造技術

サマータイヤの技術

ハイスピードスタビリティを実現してくれる「ASYMMETRICAL」

本来トレードオフである、スピードと安定性を同時に実現してくれるのが「ASYMMETRICAL」です。この技術により、高速走行時の安定性を高めています。

直進時、コーナリング時のいずれも接地圧分布が最適になるよう「ASYMMETRICAL」を採用しました。これにより高速で走っているときも高い操縦安定性能を維持しています。

接地圧分布 直進時 コーナリング時
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ウェットスタビリティを高めてくれる設計

ハイドロプレーニング現象を抑制し、雨天走行時の安全性を高めてくれる技術です。

タイヤの主溝は広くて深い設計になっています。この主溝と水膜をブレードサイプが効果的に除去し、タイヤに絡まる水分を徹底的に排水します。

これにより雨の日に危険なハイドロプレーニング現象をかなり高い確率で防ぐことができます。

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「AZENIS FK510」「AZENIS FK510 SUV」「AZENIS FK510 RUNFLAT」のウェットグリップ

CONVENTIONAL COMPOUND(当社品) SILICA COMPOUND
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路面へのグリップ力を高めてくれる技術です。

スーパーコンピュータを駆使して新しく開発した「4Dナノデザイン」により、ポリマーをナノレベルで最適化しながらシリカを高い割合で充填することで、ゴム全体の硬さは維持したまま接地面だけを柔らかくすることに成功しました。

細かな道路表面の凹凸に絡みつき、接地面積を大きくすることで、ウェットグリップ性能が向上しています。

スタッドレスタイヤの技術

「ESPIA EPZ F」のコンパウンドデザイン

氷上・雪上でのコントロール性を高めてくれる技術です。

タイヤの材料として、高密度のシリカを軟化剤とうまく混ぜ合わせたコンパウンドを採用しました。(コンパウンドとは日本語で「複合物、化合物」を意味します。)これによりタイヤのゴム全体は硬くしながらも、道路との接地面だけは柔らかくすることができます。すると、氷面との接地面積が大きくなり、ドライバーの意思通りの制御がききます。

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「ESPIA EPZ」のパターンデザイン

氷上・雪上でのグリップ力・コントロール性を高めてくれる技術です。

タイヤのクラウン部とショルダー部のランド比(タイヤのトレッド面において溝が占める面積の割合)を大きく異なるように配列した、ダブルフェースパターンを採用しました。ランド比に明確な差をつけることにより、それぞれの特性を存分に活かせます。冬場の道路の特徴である、氷上と雪上の両方に対応できます。

クラウン部はランド比を大きくし、タイヤと道路の接地面積をなるべく大きくとります。 これにより高い氷上ブレーキ性能を発揮します。

ショルダー部は縦と横の溝を広くすることで雪をしっかりつかみ、排雪性を高めて雪上でのブレーキ性能をアップしました。

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「ESPIA EPZ F」のサイプデザイン

走行時の安定性を高めてくれる技術です。

トレッドブロック内のサイプに、山と谷の複雑な形状で作った「キャニオンサイプ」を採用しました。キャニオンサイプはサイプ同士が互いに支え合い、ブロックを安定させ接地面を増大させます。これにより、様々なコンディション下での安定した走行を可能にしました。

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TIREHOOD TIREHOODとは?

タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

  • STEP.1

    WEBでタイヤを探す

  • STEP.2

    手ぶらで近くの取付店へ

    ※自宅配送も可能です

選択肢を選んで、あなたに最適なタイヤを探してみよう

Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。