CROSSCLIMATE（クロスクライメート）のタイヤを徹底解剖！
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

ミシュランのCROSSCLIMATEシリーズは2015年5月にヨーロッパで販売開始され、2019年には第二世代にあたるCROSSCLIMATE +が日本に上陸しました。
CROSSCLIMATEシリーズがこれまでのタイヤと明らかに異なる点、それは優れた夏タイヤ性能をもちながら、しかも国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件^*に適合していること。そのため、晴れの日も雨の日もアスファルト上での高次元の性能を維持しつつ、通常の夏タイヤではチェーン装着が義務付けられる高速道路冬用タイヤ規制のもとでもチェーンを装着せずに通行が可能でありながら、真にイノベーティブなタイヤの最新モデル、それがMICHELIN CROSSCLIMATE 2なのです。

国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合。従来品と比較して雪上グリップは7%^*1向上。高い雪上性能を誇り、急な降雪時でも安心ドライブ。高速道路冬用タイヤ規制時でもチェーン装着不要で走行可能。

*1 [試験条件] ○タイヤサイズ：205/55R16 94V XL ○空気圧：230kPa ○試験車両：VW GOLF 1197cc（DBA-AUCJZ） 前輪駆動 ABS使用 ○試験方法：実車制動距離測定（40-0 km/h）完全停止試験による ○試験路面：圧雪路面（JATMA制動試験路面を遵守）。

従来品と比較してウェットグリップが6%^*2、ドライグリップは5%^*3向上。雨の日でも晴れの日でも高い性能を発揮。

*2 [試験条件]○タイヤサイズ：205/55R16 94V XL ○空気圧：220kPa ○試験車両：VW GOLF 1197cc（DBA-AUCJZ） 前輪駆動 ABS使用 ○試験方法：実車制動距離測定（80-20 km/h）不完全停止試験による ○試験路面：アスファルト ○水深：1.0 mm +/ー 0.5 mmの範囲
*3 [試験条件] ○タイヤサイズ：205/55R16 94V XL ○空気圧：230kPa ○試験車両：VW GOLF 1197cc（DBA-AUCJZ） 前輪駆動 ABS使用 ○試験方法：実車制動距離測定（100-0 km/h）完全停止試験による ○試験路面：アスファルト

新開発のトレッドコンパウンドを採用。ドライ、ウェット、雪上路面など、刻々と変化する路面状況に幅広く対応し、一年を通してより安全に走行することが可能。

センターからショルダー部にかけて、溝面積が広くなる新設計、従来品に比べて大きく切れ込んだV字角の新トレッドパターンを採用。排水・排雪性能に貢献し、ウェット、雪上路面においてより高いパフォーマンスを発揮。

エッジに部に施された面取り加工により、ブロックの倒れこみを防止。接地面が最大化されドライ路面での高い制動力を発揮。

摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現、効率的に排水、排雪することと、エッジ効果により摩耗時におけるウェット・雪上性能が向上。安心感が長く続く。

ブロック同士がお互いに支えあい倒れこみを抑制。夏・冬路面に効果的なグリップを発揮するとともに、耐摩耗性と転がり抵抗の低減に寄与

まず初めに、MICHELIN CROSSCLIMATEはスタッドレスタイヤと違い、凍結路面での使用を推奨しておりません。ですので、凍結路面が頻出する降雪地域にお住いのお客様には引き続きスタッドレスタイヤへの履き替えを強く推奨いたします。

一方で、MICHELIN CROSSCLIMATEはアスファルト及び雪道での性能が確かなことから、降雪エリアのお客様にも「CROSSCLIMATE → スタッドレスタイヤ」という使い方をおすすめしています。夏タイヤからスタッドレスへの履き替え繁忙期はタイヤ交換が非常に混み合い予約ができない、待ち時間が長いなどドライバーの方も交換作業を行うタイヤ販売店の方々にもご負担がかかるのが現状です。しかし、CROSSCLIMATEであれば雪性能にも対応できるため、秋から冬、冬から春のタイヤ履き替え繁忙期をずらし混雑を避けることが可能です。

以上を踏まえて、
(1) 非降雪エリアにお住いで凍結路面を走行する機会がない方々には一年を通してCROSSCLIMATE 2のご使用をおすすめいたします。
(2) 降雪エリアにお住まいで凍結路面を走行する機会のあるドライバーの方々には「CROSSCLIMATE → スタッドレスタイヤ」という使い方をおすすめいたします。

適合車種: SUV/クロスオーバー,セダン/ワゴン,ハッチバック,ハイブリッド/EV,ミニバン

タイヤサイズ: 15インチ、16インチ、17インチ、18インチ、19インチ、20インチ