LE MANS(ル・マン)を知る

LE MANS(ル・マン)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

LE MANS(ル・マン)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、LE MANS(ル・マン)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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LE MANS(ル・マン)タイヤの開発ストーリー

ダンロップの歴史は、130年以上も前にJ.B.ダンロップが息子ジョニーに快適な乗り心地の自転車を作るため、世界初の空気入りタイヤを発明したことから始まります。

この快適な乗り心地と走行性を大切にする「あなた基準」のものづくりの精神は、創業からずっと変わりません。1982年の発売から進化をしつづけるル・マン シリーズにもこの想いは受け継がれています。

常に技術革新を追及し、2006年に世界初のサイレントコアという独自技術を搭載したのは、シリーズ13代目となるル・マン エルエム703(LE MANS LM703)でした。

現在、ル・マン シリーズはサイレントコアを搭載した低燃費系のコンフォートタイヤとして進化を続けています。

シリーズ15代目となるル・マン ファイブ(LE MANS V)は、2017年2月に発売されました。先代のル・マン 4(LE MANS 4)でも、「快適」「環境」「安全」「経済性」を高次元でバランスしていました。

対してル・マン ファイブ(LE MANS V)は「実感できる快適性能をあなたに。」のコンセプトのもと、新技術の「SHINOBIテクノロジー」とサイレントコアにより、乗り心地性能と静粛性能を大幅に高めた点が最大の特徴となっています。

乗り心地性能・静粛性能を損なう原因として、走行時にハンドルやシートから伝わる細かな振動と、車内に伝わった振動が空気振動(音波)からのノイズが挙げられます。

ル・マン ファイブ(LE MANS V)は、サイドウォールとトレッドのクッション性を向上させることで、路面の大きな凹凸(段差)を踏み越えた時の衝撃を吸収させ、乗り心地性能と静粛性能の大幅向上を実現しました。このタイヤの振動を吸収する新技術が「SHINOBIテクノロジー」です。

また、世界初のダンロップ独自技術である「サイレントコア」を搭載することで、路面の突起を乗り越えた時に起きる耳障りな「空洞共鳴音」の低減化に成功、最上級の静粛性能を実現し、実感できるレベルまでの「快適性能」を可能としました。

セダンからコンパクトカーまで、幅広いユーザーの期待にこたえるスタイリッシュな低燃費コンフォートタイヤです。

LE MANS(ル・マン)タイヤの製造技術

新技術「SHINOBIテクノロジー」

「SHINOBIテクノロジー」のSHINOBIは、目線のブレなく静かに走る忍者のイメージからきています。タイヤの骨格をいちから見直し、サイドウォールとトレッド部のクッション性を向上させた新技術です。

路面の凹凸が振動となりタイヤから車内へ伝わると、ハンドルやシートの細かな振動による不快感や、会話や音楽が聞き取りにくいロードノイズやパターンノイズとなって車内の静粛性を低下させます。

「SHINOBIテクノロジー」は、新プロファイル採用によりサイドウォール全体がたわみ路面からの衝撃を効果的に吸収、また、トレッドで衝撃を緩和し振動を抑制し、快適性能(乗り心地性能と静粛性能)を大幅に高めることに成功しました。

SHINOBI:目線のブレなく静かに走る忍者のイメージから
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世界初の技術「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」

空気圧力変動シミュレーションのデータを元に「空洞共鳴音」を低減するダンロップの独自技術が「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」です。

「空洞共鳴音」とは、路面の突起を乗り越えた時に起きる耳障りな連続音です。「空洞共鳴音」は、それまでの技術では解消するのが困難とされてきましたが、最先端のシミュレーション技術により「特殊吸音スポンジ」を開発し、タイヤ内部に発生する空気の粗密波を取り除くことに成功しました。世界で初めて「空洞共鳴音」の低減を可能としたのです。また、衝撃を内側から効果的に緩和するため、サイレントコアは「空洞共鳴音」だけでなくロードノイズの解消にも寄与しています。

ル・マン ファイブ(LE MANS V)では、「SHINOBIテクノロジー」と「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」の2大技術が採用されています。突起乗り越し時の入力を10.0%、ロードノイズを36.9%、パターンノイズを32.4%低減しました。実感できる「快適性能」を実現したのです。

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「左右非対称パターンの採用」技術

左右非対称パターンの採用することで外側ブロックの剛性を上げ、「耐偏摩耗性能」を27.0%向上しました。耐偏摩耗性能を大幅に強化することでトータルライフを向上、「最後まで長持ち」する優れたライフ性能を実現しました。

また、「溝壁セレーション」と呼ばれる細やかな形状の溝を採用することで、通過する空気の流れをコントロールし、パターンノイズを低減させています。

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材料開発の新技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」

リアルなモデル作成ADVANCED 4D NANO DESIGN ゴムの構造解析 大型放射光施設 SPring8 ゴムの運動解析 大強度陽子加速器施設 J-PARC シミュレーション スーパーコンピューター『京』
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「ADVANCED 4D NANO DESIGN」は、タイヤの耐摩耗性を向上させて燃費を下げてくれる技術です。2011年に完成させた材料開発技術「4D NANO DESIGN」をさらに進化させた、新材料開発技術でもあります。

環境への配慮と安心・安全を両立する高性能で高品質なタイヤ開発を促進するためには、材料開発技術の進化が必要です。「4D NANO DESIGN」の解析では、相反性能である低燃費性能、グリップ性能、耐摩耗性能を高次に両立させるには限界がありました。しかし、解析技術の進歩によって、そのボトルネックが解消されました。「ADVANCED 4D NANO DESIGN」は、大型放射光施設「SPring-8」、大強度陽子加速器施設「J-PARC」、スーパーコンピュータ「京」を連携活用することで、高機能タイヤ用材料開発が可能となったのです。

ル・マン ファイブ(LE MANS V)は「ADVANCED 4D NANO DESIGN」を採用し、低燃費性能、グリップ性能、耐摩耗性能という相反機能を高次元で両立することに成功しました。

LE MANS(ル・マン)タイヤの適合車種

ル・マン ファイブ(LE MANS V)

適合車種:セダン・ミニバン・コンパクト・軽カー(VOLVO v40、ホンダ フィット、ホンダ インサイトGなど)

ル・マン 4(LE MANS 4)

適合車種:セダン・ミニバン・コンパクト・軽カー(ダイハツ ムーヴ、トヨタ ヴォクシー、日産 セレナなど)

LE MANS(ル・マン)タイヤのサイズ展開

ル・マン ファイブ(LE MANS V)

タイヤサイズ:14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ、20 インチ

ル・マン 4(LE MANS 4)

タイヤサイズ:14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ、20 インチ

TIREHOOD TIREHOODとは?

タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

  • STEP.1

    WEBでタイヤを探す

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    ※自宅配送も可能です

選択肢を選んで、あなたに最適なタイヤを探してみよう

Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。