オフロード走行をもっと楽しむ!タイヤ選びのポイントと注意点
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はじめに
山道やぬかるんだ林道など、舗装されていない道を走る「オフロード走行」には、普段のドライブでは味わえない魅力があります。
ただし、そうした環境を安全に楽しむには事前の準備が欠かせません。
なかでもタイヤ選びは、走破性や安全性を左右する重要なポイントです。
本記事ではオフロード走行に適したタイヤの選び方、路面ごとの走行のコツ、走行後にチェックすべきポイントをわかりやすく解説します。
オフロード走行に適したタイヤとは?
オフロード用タイヤの特徴を知る
舗装されていない道を走るには、路面の変化にしっかり対応できるタイヤが欠かせません。オフロード走行を想定して設計されたタイヤには、次のような特徴があります。
大きく深いトレッドパターン
オフロードタイヤの大きな特徴のひとつが、溝の深いブロック状のトレッドパターンです。不整地でもしっかり地面を捉えられるように設計されており、タイヤが空転しにくく、しっかりと前に進む力を発揮します。
幅広の溝で泥や水を逃がしやすい
ぬかるんだ路面や砂利道では、タイヤに土や水が付着してグリップ力が落ちることがあります。オフロードタイヤは溝が広くとられているため、そうした異物が溝に詰まりにくく、路面にしっかり接地する状態を保ちやすくなっています。
側面(サイドウォール)が強化されている
オフロードではタイヤの側面が岩や木の根に当たる場面も多く、タイヤ損傷のリスクが高まります。そのため、オフロードタイヤはサイドウォールに厚みを持たせ、傷や切れに強い構造になっているものが多く見られます。
路面ごとの走り方と注意点
オフロードでは路面状況によって車の動きやタイヤの挙動が大きく変わります。
特に注意すべきなのが「スタック」です。
スタックとはぬかるみや砂地などでタイヤが空転し、車両が動けなくなる状態を指します。脱出には冷静な判断と状況に合わせた適切な対応が必要です。
ここでは地形別での基本的な運転ポイントと、万が一スタックした際の対処法を紹介します。
泥道(マディ)
ぬかるみや泥が多い場所ではタイヤが滑りやすくなるため、急なアクセル操作を避けるのが基本です。
特に発進時は、空転を防ぐよう丁寧な運転を心がけましょう。
ぬかるみにはまってしまった場合は焦らずにアクセルをゆっくり踏み込み、小刻みに前進と後退を繰り返して、振り子のように動かすと脱出しやすくなります。
空転させすぎると地面が掘れて、さらに深くスタックしてしまうため注意が必要です。
岩場(ロック)
岩が点在する路面では、ゆっくりと進みながら確実にタイヤを接地させることが大切です。
タイヤの側面を岩に強く当てないよう、また、ボディや下回りをヒットさせないように走行ルートを慎重に選びながら走るようにしましょう。
砂地(サンド)
柔らかい砂地ではタイヤが沈み込んで動けなくなることがあります。
発進時や登り坂では滑らかにアクセルを踏み、できるだけタイヤの空転を避けるよう意識するとスムーズに走行しやすくなります。
スタックした場合はシャベルなどでタイヤ周辺をなだらかに整えたり、マットや板を敷いてタイヤの下に“足場”をつくると脱出しやすくなります。
林道・雪道
落ち葉や湿った地面が続く林道や積雪路ではタイヤが滑りやすく、車両の挙動が安定しにくくなります。
こうした場面では急な操作を控え、速度を一定に保つことを意識しましょう。
スタックした際は車を前後にゆっくり動かして足場を踏み固めたり、タイヤ周辺の落葉や雪を取り除いて接地面を確保すると脱出しやすくなります。
どんな路面でもスタック時は冷静な対応が大切です。
もし自力での脱出が難しいと感じたら、無理せずすぐにJAFなどのロードサービスに連絡しましょう。
オフロード走行後にやるべきタイヤのチェック
舗装されていない道を走った後は、タイヤに大きな負担がかかっている可能性があります。
トラブルを未然に防ぐためにも、走行後の点検を習慣にしておきましょう。
タイヤ表面と側面の確認
まずはタイヤ全体に傷や異常がないかを目視で確認します。
特に、サイドウォールに裂け目や削れがないかを丁寧にチェックすることが重要です。
また、トレッド(接地面)の溝に石や木の枝などの異物が挟まっていないかも確認しておきましょう。
異物が残ったままだと、次回の走行時にトラブルの原因になる可能性があります。
泥や砂の除去・洗浄
タイヤやホイールに付着した泥や砂は可能な限り取り除きます。
特に、タイヤとホイールの接合部(ビード部)に異物が入り込んでいると空気漏れの原因となることがあります。
洗浄後はホイール内部などに水分が残らないよう、できるだけしっかり乾かすようにしましょう。
空気圧の再確認
オフロード走行時に空気圧を下げていた(エアダウン)場合は、舗装路に戻る前に必ず適正な空気圧に戻します。
適正圧に戻さずに走行を続けると、偏摩耗や燃費の悪化、操縦安定性の低下などにつながるおそれがあります。
空気圧を確認することで、目視では確認しきれなかったタイヤ損傷などによるエア漏れにいち早く気付くことにもつながります。
まとめ
オフロード走行には舗装路では味わえない開放感や冒険心をくすぐる魅力があります。
ですがその反面、路面状況が読みにくく、車両やタイヤには大きな負荷がかかることも少なくありません。
だからこそ、走る場所に適したタイヤを選び、路面ごとの運転ポイントを押さえておくことが大切です。
また、走行後のチェックも忘れずに行うことでトラブルを未然に防ぎ、次の走行も安心して楽しめます。
しっかり準備を整えて、オフロードならではの走りを思いきり楽しみましょう。
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