Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)を知る

Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)タイヤの開発ストーリー

チントゥラート オールシーズンズは、ピレリ社によって開発されました。ピレリ社は1907年の北京〜パリ間のレースでピレリのタイヤがレーサーを勝利へ導いたことから、モータースポーツ界において絶大な信頼を獲得し、現在もなお最前線でタイヤの製造を続けている会社です。

オールシーズンタイヤが始めて発売されたのは1977年、グッドイヤー社によって開発されました。これはそれまでのスノータイヤの性能とサマータイヤの性能を併せ持ったものとなっていました。開発当時は泥道と浅雪のみにしか対応していなかったオールシーズンタイヤですが、近年ではその性能を高め、冬タイヤ規制のある高速道路でも走れるものが増えてきています。オールシーズンタイヤは各社の試行錯誤によりその性質を向上させてきました。

ピレリの販売しているチントゥラートシリーズでは今までサマータイヤしか製造されていませんでしたが、オールシーズンタイヤが2015年から販売されることになりました。それがピレリ チントゥラート オールシーズンです。チントゥラート オールシーズンは、ピレリの従来の技術を維持したまま、夏から冬まで四季を通じて快適な走行を実現したタイヤとなっています。

Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)タイヤの製造技術

ノイズキャンセリング技術

ノイズキャンセリング技術は車内の騒音を低減させることができる技術のことで、タイヤから車体に伝わる振動を抑えることで機能を達成しています。これにより2,3dBほど騒音が減るので、騒音なく静かに快適な運転をすることができます。

騒音低減のメカニズムは以下のようになっています。まず、タイヤから車体に騒音が伝わるのは、タイヤが回転時にタイヤ内の空気と共鳴しこの振動がキャビン内を伝わることで起こります。ピレリの製品ではタイヤの内側に巻かれたポリウレタンスポンジがこの振動を吸収して、騒音を抑えています。

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シールインサイド技術

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ピレリ社はパンク時でも安全にかつクオリティを落とさず走行を続けられるように、空気圧がなくなっても可動性のあるタイヤを目指し、2つの技術を発明しました。そのうちの1つがシールインサイド技術です。

シールインサイド技術とは、タイヤの内部に裏地を1つ設けることで、パンク時に自然に穴をふさいでくれる技術です。これにより外部の物体によるパンクが起こっても走行できます。メカニズムは以下のようになっています。まず、封止材がパンクをもたらした物体に張り付き、物体がもしタイヤ内に残っている場合は、その周りを封止します。そして物体がタイヤから抜けると封止材が物体により穴の中に引き込まれ、穴の周縁を封止します。つまり、封止材が物体によって空いた穴をふさぐ役割を果たしているのです。これによって空気圧を失うことなく走行できます。

ランフラット技術

パンクによる走行障害を防ぐもう1つの技術がランフラットです。これは、空気圧がない状態での安全な運転を可能にした技術となっています。ランフラット機能のついたタイヤをセルフサポーティングランフラットタイヤといいますが、このタイヤはサイドウォール構造に特別な強化構造を付加していて、空気圧がない状態でタイヤを自立させるというものです。これによりパンク時でも最長で80kmの距離を、最高時速80kmで走行できます。パンクしても立ち往生することなく修理場所までたどり着けます。

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ウェット&ドライ&スノー機能

チントゥラート オールシーズンにはオールシーズン使用に対応するべく夏対策のウェット&ドライ機能、冬対策のスノー機能の両方が備えられています。

まず、サマーモデルに備えられているウェット機能に対応するトレッドデザインが挙げられます。2本の太い縦溝と左右に伸びる横溝を採用した方向性パターンにより濡れた道路でも快適に走れます。

まら、サイプの使い分けがなされていて、センター部には2Dサイプ、サイド部には低密度3Dサイプが使用されています。2Dサイプにより氷上走行、3Dサイプにより非氷上走行がサポートされます。

加えて、3Dサイプはトレッドブロックの動きを制限するのでブレーキを踏んだ時や曲がり角でのスリップを防ぎます。

特徴 3Dサイプ技術 利点 乾燥した路面でのハンドリングが向上し、制動距離が削減されます
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Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)タイヤの適合車種

Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)

適合車種:コンパクト、セダン、ミニバン(トヨタ ヴォクシー、スバル インプレッサ、フォルクスワーゲン ゴルフ)

Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)タイヤのサイズ展開

Cinturato ALL SEASON(チントゥラート オールシーズン)

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ、17 インチ

TIREHOOD TIREHOODとは?

タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

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Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。