ICE ASIMMETRICO(アイスアシンメトリコ)を知る

ICE ASIMMETRICO(アイスアシンメトリコ)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

ICE ASIMMETRICO(アイスアシンメトリコ)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、ICE ASIMMETRICO(アイスアシンメトリコ)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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ICE ASIMMETRICO(アイスアシンメトリコ)タイヤの開発ストーリー

アイスアシンメトリコを開発、販売しているピレリはイタリアのタイヤメーカーです。ミシュラン、コンチネンタルに次ぐ世界第5位のシェアを誇り、その品質と走行時の安定感で現在もF1で唯一のオフィシャルタイヤサプライヤーの座を維持し続けています。

かねてより、ピレリはスタッドレスタイヤの開発に力を入れてきました。販売する地域の環境を徹底的にリサーチし、タイヤにフィードバックすることで様々なタイヤを産み出してきました。

そして、2014年に発表されたのが、アジアパシフィック向けに開発したスタッドレスタイヤ「アイスアシンメトリコ(ICE ASIMMETRICO)」でした。このブランドは、開発自体は本社イタリアで行われていますが、実地テストとテスト販売が日本で行われています。

「アシンメトリコ(ICE ASIMMETRICO)」とはイタリア語で「非対称」という意味です。同じ意味に値する英語のアシンメトリー(asymmetry)ならば皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。その名の通り、タイヤを真正面から見るとタイヤの細部のデザイン、構造が非対称性になっているのがわかります。p-zeroなど非対称性のタイヤデザインが多いピレリの製品ですが、この伝統を受け継いだスタッドレスタイヤになっています。

ちなみに「非対称性」を名前に使用した製品はピレリの製品の中ではこのアイスアシンメトリコがはじめてです。

アイスアシンメトリコには独自に開発された、様々な構造、デザインが盛り込まれています。

例えば、「3Dバタフライサイプ」はエッジ部分の路面との接地面積を増加させることでコーナーでのハンドリング性能を高めています。中央ブロック部分の構造「ソフトコアブロック」は、路面に対しての接地面積が常にぶれないように設計されています。また、標準で搭載されている非対称性の溝がハイドロプレーニングのリスクを回避してくれます。

このように、アイスアシンメトリコは氷上走行にきめ細やかに最適化されているのです。

PIRELLI(ピレリ)タイヤの製造技術

サマータイヤの技術

RUN FLAT

「ランフラット」はパンクなどのトラブル下でも、車がしばらく走行できる技術です。

これは壁面に設けられた固いサイドウォールでタイヤを安定化し、自立させることで実現しています。ピレリのセルフサポーティングランフラットタイヤならば、パンク時でも最長で80kmの距離を、最高時速80kmで走行できるように設計されています。

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SEAL INSIDE

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「シールインサイド」はパンク事故に対する技術です。

タイヤの内部に厚く貼られた裏地で、外部異物によるパンク事故を防ぎます。

空いた穴にすぐさま自己封止を行い、空気圧の低減を大きく食い止めることが可能になりました。空いてしまった穴は即座にふさがるので、ドライバーが大きくコントロールを失うことはありません。これによって、スペアタイヤを常備する必要が無くなるので、今までトランクを占領していたスペースが広がります。また、積載量が軽くなるので燃費の向上にも期待ができます。

PNCS

PNCSは車内の騒音を低減させることのできるノイズキャンセリングシステムです。

車内でのノイズは、接地面との摩擦で生じた振動に、タイヤの空間部が共鳴することで生じます。タイヤ内部のポリウレタンスポンジがこの振動音、共鳴音を低減させることで車内ノイズを減らし快適性を大きく向上させます。

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ウィンタータイヤの技術

独自のコンパウンド

特徴 官能化されたコンバウンド 利点 あらゆる冬の気象条件下で高いグリップ力
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ピレリウィンタータイヤのコンパウンドは、低温環境下での使用を想定した独自のものとなっています。凍結した路面上や低温下の乾燥した路面でも、グリップ力、ハンドリングが損なわれないので、冬季においても自動車のパフォーマンスが保たれるのです。

3Dサイプ

サイプとはトレッド部分に刻まれる構造のことをさします。

制動性に優れたピレリタイヤでも、気温が低いと乾いた路面でもパフォーマンスは落ちてしまいます。しかし、深いサイプ構造を採用することで乾燥した路面でのハンドリング向上やブレーキ効率の低下を抑えることができます。

特徴 3Dサイプ技術 利点 乾燥した路面でのハンドリングが向上し、制動距離が削減されます
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ICE ASIMMETRICO(アイスアシンメトリコ)タイヤの適合車種

アイスアシンメトリコ

適合車種:乗用車、SUV(トヨタ ヴォクシー、マツダ cx-3、ダイハツ コペンなど)

ICE ASIMMETRICO(アイスアシンメトリコ)のサイズ展開

アイスアシンメトリコ 乗用車向けサイズ展開

タイヤサイズ:13 インチ、14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ

アイスアシンメトリコ SUV向けサイズ展開

タイヤサイズ:17 インチ、18 インチ、19 インチ

TIREHOOD TIREHOODとは?

タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

  • STEP.1

    WEBでタイヤを探す

  • STEP.2

    手ぶらで近くの取付店へ

    ※自宅配送も可能です

選択肢を選んで、あなたに最適なタイヤを探してみよう

Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。