HANKOOK(ハンコック)を知る

HANKOOK(ハンコック)タイヤを徹底解剖!|会社概要・沿革・ブランド・製造技術

HANKOOK(ハンコック)についてご紹介するページです。
会社概要や歴史、HANKOOK(ハンコック)タイヤの各ブランドや製造技術などをご紹介します。

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HANKOOK(ハンコック)の会社概要

ハンコックタイヤは、1941年に大韓民国において設立されたタイヤメーカーです。いまや韓国で第1位、アジアで第3位、そして世界では第7位のタイヤメーカーへと発展しました。韓国・日本・米国・ドイツ・中国の5カ国に技術センターを持ち、世界30カ国に現地オフィスを構えて約2万2000人の従業員を擁しています。その物流ネットワークは180カ国にわたっており、2017年の売上高は6兆800億韓国ウォンを超えました。現CEOはHyun Shick Cho氏です。世界トップレベルの技術・経験をさらに拡大していくべく、「モビリティーを超える体験」「技術と革新の精神」「ドライビング文化への責任」の3つの方針を掲げて事業を展開しています。

ハンコックタイヤは、車とドライバーが一つになるモビリティを超えた体験を創ることを目指しています。高度技術から生み出された良いタイヤにより良いドライビングを提供することが、ハンコックタイヤの最優先課題です。タイヤ設計エンジニアからマーケティングのプロまで、ハンコックタイヤの全員が、世界中でDriving Emotionのその感覚と興奮を最大限に感じてもらいたいという想いで働いています。

HANKOOK(ハンコック)の沿革

ハンコックは、1941年に日本ゴムタイヤ系列で、朝鮮タイヤ工業株式会社としてソウルにおいて創業を開始しました。それから今日に至るまで、韓国初の自動車タイヤメーカーとして、高品質タイヤと技術への熱意を持ち続けてきました。1963年には、横浜ゴムと技術提携を結びます。1968年には、韓国タイヤ製造株式会社として改称しました。

1980年代に入ると、大田の向上からタイヤの供給量を増やし、欧米への進出を拡大していきます。そして2007年、売上において世界第7位のタイヤメーカーにランクインしました。2011年には、中国、インドネシアに生産工場を設立し、さらなる成長を目指して生産能力を拡大してきました。さらに、世界最大のモータースポーツ競技会や、ドイツツーリングカー選手権の公式タイヤとしても指定されています。1990年代にも、インフラへの投資と生産能力の拡大に力を入れて競争力を強め、海外のOEタイヤへも参入しました。米国、中国、ドイツへとテクニカルセンターを設立し、世界へその地位を示しています。2014年には、新たに先端技術装置を有する研究センターの建設にも着手しました。

HANKOOK(ハンコック)タイヤのブランド

ventus V12

プレミアムな乗り心地を求めるドライバーの方を、卓越した性能で支えます。高グリップシリカコンパウンドによって、ドライ&ウェット路面のグリップ力も向上し、さらに転がり抵抗も抑えています。ワイドスチールベルトレイヤーによって、安定したドライ&ウェット走行の実現を可能にしています。
適合車種:アウディ A4、トヨタ クラウン

ventus S1

ドライとウェットの両性能において最高のバランスを誇ります。
転がり抵抗は最小限に抑え、そして均一化プロファイルの導入によって、高速コーナリングを精密にコントロールすることが可能です。さらに、環境に配慮した性能も備えています。
適合車種:トヨタ プリウス、スバル インプレッサ

enfren eco

ヨーロッパと日本において、No.1の燃費効率を誇ります。タイヤ剛性コントロールプロファイルにより、交換頻度を最小限に抑えています。
エアロダイナミックサイドウォールデザインを導入し、走行時にタイヤが受ける空気抵抗を最小化してノイズ低減を可能にしています。
適合車種:ダイハツ ムーヴ、スズキ ハスラー

OPTIMO H426

プレミアム低燃費タイヤで、低燃費に加えて安全性、快適性、静粛性の両立に成功しました。このモデルが ハンコックで初めて、「低燃費タイヤ」の認定を取得しました。新開発の低燃費コンパウンドと静粛性を高めたブロック配列は、経済性と静粛性を叶えた低燃費スタンダードモデルになっています。
適合車種:マツダ プレマシー、トヨタ アクア

OPTIMO K415

いかなる状況でも快適なドライビングを保証するスムースサマータイヤです。小型車、中型車用のサマータイヤで、こだわってデザインされたパターンとHSGテクノロジーの採用により、特にウェット路面で今まで以上に快適で安全なドライビングを可能にします。
適合車種:フォルクスワーゲン ゴルフ、ミニ

Dynapro HP2

高級SUV用、高性能オールシーズンタイヤです。
最高のウェット性能と静粛性、低転がり抵抗、低燃費など、ヨーロッパの高級SUVに求められるさまざまな条件を満たしています。高密度ポリエステルカーカスにより、これまでよりさらに優れたハンドリングとステアリングレスポンスを提供します。
適合車種:ポルシェ カイエン、トヨタ ヴェゼル

Kinergy eco

ミニバン用のバランス調整リブと、丈夫な外部ブロックパターンを備え、主要部分の高剛性化により走行時のふらつきを防止します。ジョイントレスフルカバーを導入し、理想的なトレッド強度を保ちます。
適合車種:トヨタ アルファード、日産 セレナ

Dynapro i*cept

冬プレミアムタイヤです。冬の路上でも、完璧なコントロールを達成しました。ワイドトレッド幅の採用により雪道、氷道での卓越したハンドリング性能を誇ります。さらに、センターリブと呼ばれるセンターエッジエフェクトにより、氷や雪に対応した高性能グリップを発揮します。
適合車種:トヨタ アクア、日産 リーフ

Vantra LT

商用バン、トランスポーター車向けの夏用ラジアルタイヤです。耐久性に優れ、燃費の向上も叶えました。優れたウェット性能と、バランスのいい接地面を備えています。補強ベルトレイヤーやダルルスチールベルトの搭載により、荷重にかかわらず安定性の維持が可能です。
適合車種:トヨタ ハイエース、スズキ エブリイ

Winter RW06

ヨーロッパ商用バン用の、究極の冬用タイヤです。雪道やアイスバーン、また雪解け道での安定性確保のためにシリカコンパウンドを使用しました。雪道やアイスバーンでも自由自在なハンドリング性能を発揮し、アライメント(ホイールの位置、角度、方向の整列具合)を安定させます。トレッド強度を高めることにより、より素早いステアリングレスポンスと長寿命の実現を成しました。
適合車種:シトロエン ベルランゴ、メルセデスベンツ Vクラス

HANKOOK(ハンコック)タイヤの製造技術

サマータイヤの技術

「vantra」の防護テクノロジー

ドライバーの安心感を確保するため、防護テクノロジーに力を入れています。
最も重要な要素は、車両のスライディングを防ぐためのタイヤと路面の摩擦、そしてタイヤのブレーキ性能です。これらへの対策には、タイヤの素材・硬度・形状の工夫、また表面に刻み込まれたパターンデザインの活用が有効です。

これらの機能は気候の影響を受けやすいという特徴があります。たとえば濡れた下り坂を走行する際タイヤの溝が正しく撥水できないと、車のコントロールが難しくなります。この時、路面とタイヤの間に水の層が形成されて舗装との接触が起こりづらくなると、非常に危険です。これを防ぐため、ゴムを混合して主要な素材であるシリカとゴムの相互作用を用います。タイヤの表面の溝に水の粒子が流入し、タイヤと路面との接触を維持することが可能なのです。

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「vantra」のストーンイジェクションテクノロジー

濡れた道路でドライバーの安全性を高めるために開発された技術の一つに、ストーン・イジェクション・テクノロジーというものがあります。小石や石が溝の中にもぐるのを防ぐために、タイヤの溝パターンに段状の層を形成するという技術です。

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「vantra」のコントロールテクノロジー

高速走行時の安定性を高めてくれる技術です。
ハンコックのタイヤは、ほかにも「コントロールテクノロジー」も搭載しています。これはタイヤの形状を解析・改造して、高速走行時の形状変化を最小限に抑える独自の技術です。

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「vantra」のオプティマイズドコンタクトパッチ

いかなる道路の状況であっても、快適なドライビングとスムーズな操縦性を可能にしてくれる技術です。
最高のパフォーマンスと操縦性を確保するためには、タイヤが路面に接触する部分(トレッド)に、圧力が均等にかかる必要があります。ハンコックタイヤは、オプティマイズド・コンタクト・パッチというシステムを採用しています。これは、道路とタイヤの接点を解析するデザインシステムです。コンピューターによりシミュレーションをしながら、タイヤを分割し、それぞれにかかっている圧力を測定して、接触面を最適にします。
また、ドライバーと車体とタイヤの間の調和も非常に重要で、このような相乗効果を引き上げるために、ロボット・エンジニアリング・システムを保有しています。これは、車両をラボで実際に試験し、性能を評価するというシステムです。
こうしたシステムの技術により、ハンコックの車体とタイヤの緊密な調和が生み出されているのです。

有限要素シミュレーション テスト
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スタッドレスタイヤの技術

「i*cept」のコントロールテクノロジー

ブレーキ性能やグリップ力を高めてくれる技術です。
雪面で活躍するタイヤの安全性において、大きな要因となるのがタイヤのゴム配合とシリカといえます。シリカは、ハンコックの冬用タイヤに使用されており、濡れた路面でのスライディングを最小限に抑え、走行抵抗を減少させることができます。また、冬用タイヤのゴムは特別な配合比で混合されており、マイナス7℃の気温でも柔軟性を維持し、最高の性能発揮することが可能です。
また、カーフと呼ばれるジグザグのパターンが、タイヤと雪の摩擦を最大に高め、運転操作をしやすくし安全性を高めています。従来よりタイヤのカーフは平面ですが、ハンコックタイヤは垂直形状を加え、立体の溝パターンを開発しました。この独自の3Dカーフは、雪や氷で覆われた道路以外に、濡れた道路や乾燥した道路においても、ブレーキやグリップ、タイヤの摩擦を改善し、タイヤの性能を高めます。

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「i*cept」のセンターステップタイバー

これにより、雪上でこれまで以上に高性能なブレーキを発揮することができます。タイヤの中心ラインを走る溝がV字型に重なっており、センターブロックの振動を防いでいます。

センターステップタイバー
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「i*cept」の3Dエッジタイヤパターン

さらなる安全性向上のために、4本のストレート溝と2本のジグザグ溝が施されています。
4本のストレート溝は排水のためにあり、ウェット路面での優れたトラクションに役立ちます。もう2本のジグザグ溝は、雪道でも安全で強いなグリップを発揮します。角度を付けたエッジスリットでにより、氷雪路におけるブレーキング性能も向上させています。また、3Dエッジによりブロックの無駄な動きを抑制し、ウェット路面でのグリップ力を向上させ、走行安全性を確保しています。

4本のストレート溝と2本のジグザグ溝
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「i*cept」の垂直鋸歯状グローブ

雪上での走行性能を高めてくれる技術です。
垂直鋸歯(すいちょくきょし)状グローブはグルーブウォール上の鋸歯状の縁により、雪上でより良いトラクションを確保してくれます。高性能なブレーキ力を発揮し、雪道においてもパワフルなドライビングを可能にします。

垂直鋸歯状グローブ
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TIREHOOD TIREHOODとは?

タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

  • STEP.1

    WEBでタイヤを探す

  • STEP.2

    手ぶらで近くの取付店へ

    ※自宅配送も可能です

選択肢を選んで、あなたに最適なタイヤを探してみよう

Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。