ICE NAVI(アイスナビ)を知る

ICE NAVI(アイスナビ)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

ICE NAVI(アイスナビ)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、ICE NAVI(アイスナビ)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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ICE NAVI(アイスナビ)タイヤの開発ストーリー

アイスバーン、雪上、ウエット路面でのブレーキ性能とコーナリング性能が高く、安定した走りを実現できる「アイスナビ」が誕生したのは、20年前になります。

日本は信号が多い都市部でストップ&ゴーが多く、交差点の雪がタイヤで磨かれてミラーバーンと呼ばれる氷状になりやすいのが特徴です。そのため、海外よりもいっそう高い氷上性能が求められて進化を繰り返してきました。

「グッドイヤー社」では、初代「アイスナビ」を開発した当初から、撥水効果のある「シリカ」を配合しています。次いで2代目の開発で、アイスバーンをひっかく「ガラス繊維(グラスファイバー)を採用し、アイスバーンや雪上での安定したグリップを実現しています。その後も、さらにブレーキやグリップなどの氷上機能を向上させながら、ドライ路面でも快適性やタイヤのロングライフを実現するために、様々な開発を行っています。「ICE NAVI ZEA Ⅱ」の開発の際には、アイスバーンや雪上での走行性や制動性能だけでなく、タイヤのライフ性能を向上させるために、偏摩耗を抑制にするテクノロジーが開発されました。

開発時の悩みとしては、タイヤ性能の全体的なバランス取りでした。ウエットやドライ、摩耗といった一般的にタイヤに求められる性能の基本レベルを維持しながら、氷上や雪上性能を向上させることが非常に難しかったと開発者の松崎氏は語ります。

(出典:clicccar.com)

その苦労を乗り越え、現在紹介されている7代目の「ICE NAVI 7」では、従来のモデルよりもライフ性能を保持しながら、ユーザーのニーズに応え、さらに高い氷上ブレーキ性能を開発しました。ロングライフ性能テストでは、「ICE NAVI 6」よりも7%向上しており、ウエットブレーキ性能でも「ICE NAVI 6」よりも7%アップするという進化を続けています。

ICE NAVI(アイスナビ)タイヤの製造技術

トレッドパターン

トレッドパターンの縦横の各ブロックごとに剛性を高め、雪上の操縦安定性の向上に成功しました。さらに、接地面を広げ、氷上での密着効果も向上させています。

フラットプロファイル

「ICE NAVI CARGO」では、タイヤの寿命を延ばすため、フラットプロファイルを採用して、安定した接地面積を確保し、ショルダー部の偏摩耗を抑えることが可能となりました。

アクアフィラー

シリカボリュームをアップさせて撥水効果をあげるとともに、シリカとポリマーをつなぐ「アクアフィラー」の採用し、凍結路面での走行性とブレーキ性能を向上しました。この「アクアフィラー」に開発により、ゴムはしなやかになり、氷面密着効果が高まります。さらにエッジ効果をアップさせ、接地面積を広げることで、さらに路面への密着効果を高めています。その結果、「ICE NAVI 6」では、「ICE NAVI ZEA Ⅱ」より10%も氷上ブレーキ性能がアップしています。

アドバンスコンパウンド

氷上性能と反するアドバンスコンパウンドでは、ポリマー分子を増やし、ポリマーを長くすることによって、発熱を抑えています。これによりライフ性能があがり、「ICE NAVI 6」のロングライフ性能テストは、「ICE NAVI ZEA Ⅱ」より35%もアップしています。

サイプのグリップ力向上

スタッドレスタイヤには、ブロックに氷上の表面の水膜を取り込む効果を持つ「サイプ」と呼ばれる細かい溝があります。雪上ではブロックとサイプのエッジで雪を咬んで、グリップ力を確保しています。折り込みサイプ数を増やした「NAVIブレード」をシミュレーションで最適化した「NAVIパターン」に合わせて配置し、さらにエフィシエントホールと呼ばれる穴を設置することによって、エッジ効果を向上させています。これにより、ブロックの倒れこみを抑え、接地免責を広げて、路面への密着効果を高めています。

タイヤ内部の独自構造

ドライ路面での操縦安定性の向上のため、タイヤの内部構造に「エッジレイヤー」「オーバーレイヤー」「高剛性ブレーカー」を採用しました。それによって、旋回時に荷重域のサイドがしなやかにたわむようになり、タイヤの挙動が把握しやすくなり、コントロール性能が向上しています。「ICE NAVI 6」「ICE NAVI 7」では、ドライ性能を向上させる高剛性プロファイル設計を採用し、安定した走行性、コーナリング、ハンドリング、操縦性を実現しています。

エキストラ・コンタクト・コンパウンド

「ICE NAVI 7」では、「エキストラ・コンタクト・コンパウンド」と呼ばれる極小のシリカゴムによって、氷とタイヤの密着性をあげ、氷上の細かい凸凹にも対応できるようになっています。この高い密着効果と新しいトレッドパターンのひっかき効果の組み合わせにより、氷上のブレーキ性能が「ICE NAVI 6」よりも7%アップして、快適なブレーキ性につながりました。

エキストラ・マルチプル・サイプ&ウルトラ・NAVIブレード

ブロックの細かい横溝を「5本→6本」に増加させ、エッジ効果をあげています。さらに、氷上でのひっかき効果を高めて密着効果をあげるために、ブロック内部にジグザグの溝をつくり、柔らかく細かいゴムでもヨレや倒れこみを低減させることを実現しています。

ICE NAVI(アイスナビ)タイヤの適合車種

ICE NAVI CARGO

適合車種:VAN、トラック、ワゴン(いすゞ エルフ、三菱 キャンター、日野 デュトロなど)

ICE NAVI SUV

適合車種:SUV、4x4(トヨタ アルファード、トヨタ ヴェルファイア、日産 エクストレイルなど)

ICE NAVI 6

適合車種:軽自動車/コンパクト、セダン、ワゴン、ミニバン(ホンダ N-BOX、ダイハツ ムーヴ、ダイハツ タントなど)

ICE NAVI 7

適合車種:軽自動車/コンパクト、セダン、ワゴン、ミニバン(トヨタ カムリ、ホンダ アコード、トヨタ レクサス KSなど)

ICE NAVI(アイスナビ)タイヤのサイズ展開

ICE NAVI CARGO

タイヤサイズ:12 インチ、12.5 インチ、13 インチ、13.5 インチ、14 インチ、14.5 インチ、15 インチ、16 インチ

ICE NAVI SUV

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ、20 インチ、21 インチ

ICE NAVI 6

タイヤサイズ:13 インチ、14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ

ICE NAVI 7

タイヤサイズ:13 インチ、14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ

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Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。