TRANPATH(トランパス)を知る

TRANPATH(トランパス)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

TRANPATH(トランパス)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、TRANPATH(トランパス)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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トランパスタイヤの開発ストーリー

トーヨータイヤのタイヤ「トランパス」は、1995年に世界初のミニバン専用タイヤ「TRANPATH MP」として産声をあげました。

当時はセダンが主流で、ミニバン専用のタイヤを開発するという発想はタイヤ業界でもあまり取り上げられていませんでしたが、ミニバンの性能に感銘を受けたトーヨータイヤ社員の努力によって開発・発売されました。

90年代後半になると、もともとアウトドア・レジャー用途をメインに使用されていたミニバンが、街乗り用としても使われるようになります。

そうした潮流を受けて、居住性能を高めた「TRANPATH MP plus」が発売されました。

その後もさらなる研究がすすめられ、2014年には「TRANPATH mpZ」が開発されます。

「究極のミニバン専用タイヤ」を目指し、安定性・低燃費性にこだわって商品開発が行われました。

新規領域への投資も積極的に行われ、2000年代なかばにはミニバン専用のスタッドレスタイヤとして「ウィンタートランパス」も開発・発売されます。

本タイヤは、トーヨータイヤ商品企画担当の蓮見氏が、自ら経験した雪道での横滑りへの恐怖を原点に開発されており、現在ではミニバン用スタッドレスタイヤの定番となっています。

また2014年には、軽自動車専用タイヤ「トランパスLuK」を開発。ミニバン用タイヤの開発で培ったノウハウを活かし、安定性を重視した軽自動車用タイヤがつくられました。

トランパスタイヤの製造技術

ナノバランステクノロジー

低燃費トレッドコンバウンド 低燃費チューン ・転がり抵抗低減・ウェット性能維持・摩耗性能の維持 スーパーハイターンアップ構造(操縦安定性向上) 1.トレッドキャップ配合採用技術 2.トレッドベース配合採用技術
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タイヤ制動時におけるエネルギーロスを低減し、燃費を下げるために開発されました。タイヤの内側と外側で性能に変化をつけ、ナノレベルでゴム材料開発を制御しています。これによって低燃費性を実現しています。

高剛性リブ

タイヤの偏摩耗を抑制し、耐久性を高めてくれる技術です。リブの外側を広めにとることで、剛性が高まります。上記のナノバランステクノロジーとあわせて、トランパスmpZ は前モデルと比較して、磨耗ライフが27%向上して、より長持ちするタイヤとなりました。

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3Dマルチサイプ

サイプの形状を立体的にすることで、タイヤの剛性を向上させます。これにより、タイヤの偏摩耗が防げ、コーナリング性能も向上します。

イメージ図
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スーパーハイターンアップ構造

ブライコードの巻き上げをあえて高めにして、剛性を向上させます。これにより、レーン変更時の操縦安定性がアップします。

イメージ図
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L motion groove

スタイリッシュなパターンデザイン「L motion groove」 エッジなグループカットにより、硬質で力強い印象を与え、最新エアロスタイルにもマッチします。
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タイヤの見た目のスタイリッシュさを高める技術です。エッジの効いたグルーブカットを入れ込むことで、硬質で力強い印象を与えます。

瞬間スタッドレス

スリップの原因となる、路面とタイヤの間にできるミクロの水膜に打ち勝つための技術です。「瞬間スタッドレス」は従来のナノゲルよりも粒子を大きくして吸水力をアップさせたNEO吸水カーボニックセルを配合した、NEO吸着ナノゲルゴムを採用しています。

これのおかげで、NEO吸水カーボニックセルによる「吸水」と、ナノゲルの配合によって路面の凹凸に密着するしなやかなゴムが実現しました。また、密着した路面の氷をひっかいてグリップ力を得るために、トーヨータイヤが20年以上にわたって培ってきた独自の技術「鬼クルミの殻」も配合されています。

これにより、ミラーバーン・ブラックアイスバーンといった過酷な条件下でもしっかりと路面を捉えて走行できるようになりました。

ナノゲルで氷を密着 竹炭でミクロ水膜を吸水 吸水カーボニックパウダー
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3Dダブルウェ-ブグリップサイプ

氷上での制動性をアップさせてくれる技術です。

新開発の「3Dダブルウェ-ブグリップサイプ」をトレッドパターンのインサイド部分に採用。サイプ内に凹凸を設け、制動時に凹凸部分が支え合うことでブロックの倒れこみを抑制しサイプエッジの端にかかる接地圧を均一化。氷上での制動性が向上します。

3Dダブルウェーブグリップサイプ/ブロック断面/路面接地部圧力/前後力負荷時圧力/当社従来品
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トランパスタイヤの適合車種

トランパス ML

適合車種:ミニバン(日産 セレナ、トヨタ ノアなど)

トランパス mpZ

適合車種:ミニバン(日産 エクストレイル、フォルクスワーゲン シャランなど)

トランパス LuK

適合車種:軽自動車(スズキ ワゴンR、ホンダ ライフ など)

トランパス LuⅡ

適合車種:ラグジュアリーミニバン(トヨタ 20アルファード、トヨタ ヴェルファイア など)

トランパス SU Sports

適合車種:都市型SUV(ホンダ エレメント、トヨタ ハイラックスなど)

ウィンタートランパス TX

適合車種:ハイト系(スタッドレス)(トヨタ アルファード、日産 セレナ、トヨタ ハリヤーなど)

トランパス(ウィンタートランパス)タイヤのサイズ展開

トランパス ML

サイズ展開:15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ

トランパス mpZ

サイズ展開:14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ

トランパス LuK

サイズ展開:13 インチ、14 インチ、15 インチ、16 インチ

トランパス LuⅡ

サイズ展開:16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ、20 インチ

トランパス SU Sports

サイズ展開:15 インチ、16 インチ、17 インチ

ウィンタートランパス

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ

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タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

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Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。