TOYOTIRE(トーヨータイヤ)を知る

TOYOTIRE(トーヨータイヤ)を徹底解剖!
会社概要・沿革・ブランド・製造技術

TOYOTIRE(トーヨータイヤ)についてご紹介するページです。
会社概要や歴史、TOYOTIRE(トーヨータイヤ)の各ブランドや製造技術などをご紹介します。

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トーヨー(TOYO)の会社概要

トーヨータイヤ(東洋ゴム工業株式会社)は、「東洋ゴム化工」と「平野護謨製造所」という2社が合併する形で1945年8月に産声を上げました。2018年現在の社長は清水隆史氏で、従業員数は11,759名(連結、臨時従業員含む)です。創業から70年以上の信頼・実績をより高めていくべく、「お客さまの期待や満足を超える感動や驚きを生み出し、豊かな社会づくりに貢献します。」をミッションに掲げています。

そのミッションにのっとり、

  • 製品・サービスの信頼と革新
  • 地球環境への貢献
  • 人権と多様性の尊重
  • 取引先との協働
  • 地域社会との共生
  • 安全で健康的な職場づくり
  • ガバナンス・コンプライアンスの強化

の7つを重点テーマに設定しています。

展開する事業は乗用車から産業車両までを扱う「タイヤ事業」と、「自動車部品事業」の2つを担っています。特に主力となっているタイヤ事業については、国内で5位のシェアを誇ります。

トーヨー(TOYO)の沿革

トーヨーは「東洋ゴム化工」と「平野護謨製造所」という二つの会社にルーツがあります。東洋ゴム化工、平野護謨製造所がそれぞれ本格的な事業拡張に取り組んでいた矢先の1945年、大空襲によって生産工場が戦火に包まれ甚大な被害を受けました。大切な設備や製品を一瞬にして失い、当時の呆然とたたずむ社員たちの姿は社史にも記録されています。

東洋ゴム化工と平野護謨製造所はお互いに協力しあい、工場の復旧に臨みます。そしてこの戦災を乗り越えるために合併へと至り、2社は1945年8月1日、東洋ゴム工業株式会社として新しい歴史を切り開きました。

1953年に自動車タイヤ生産のため、現在本社が置かれている兵庫県伊丹市に伊丹工場を開設します。続いて1955年には東京証券取引所に株式を上場、1961年に現在の研究開発センターとなる中央研究所を開設します。

1966年には自動車タイヤ販売促進のため業界に先駆け米国に「Toyo Tire (U.S.A.)Corp.(現、Toyo Tire U.S.A.Corp.)」を設立。2001年米国に自動車用防振ゴム製品の生産・販売会社「Toyo Automotive Parts (USA),Inc.」を、その後米国をはじめ中国、ロシア、中国、ヨーロッパ、マレーシア、タイに自動車タイヤ、防振ゴム、硬質ウレタン断熱材の製造販売会社を設立しています。そして2017年5月、創業時代ゆかりの地、そしてタイヤ主力工場がある兵庫県伊丹市に本社を移転。本社機能、技術開発機能が隣接し、研究開発機能も至近距離に集約することになりました。

トーヨー(TOYO)タイヤのブランド

PROXES(プロクセス)シリーズ

走行性と安定性を追求し欧米でも高い評価を得たプレミアムタイプです。主にセダン・スポーティ・SUV向けのラインナップで高速安定性を基本にあらゆる状況下において常に高いパフォーマンスを発揮します。非対称パターンを採用し操縦安定性を向上し、低燃費タイヤのCF2ではトレッド配合技術によってウェットグリップ性能と低燃費性能を両立させています。

適合車種:マツダ CX-3、日産 エクストレイルなど

TRANPATH(トランパス)

世界初のミニバン向けタイヤとして生まれたシリーズ。いまでは、ミニバン、軽自動車、ラグジュアリーミニバンにそれぞれの特徴に合わせた専用タイヤをラインナップ。

その「専用タイヤ発想」で車に最適で快適な走りを追求しています。

適合車種:ホンダ フリード、マツダ MPVなど

OPEN COUNTRY(オープンカントリー)

北米で先行展開し、高い評価を得たSUV向けブランド。オフロードでのトラクション性能と、オンロードでの耐摩耗性能や走行安定性を高次元で両立しており、2016年度にグッドデザイン賞を受賞しています。

適合車種:ダイハツ ハイゼットカーゴ、スズキ ハスラーなど

NANOENERGY(ナノエナジー)

次世代低燃費タイヤのシリーズ。最新のナノバランステクノロジーを採用し低燃費性能とウェット性能を高次元で両立しています。なかでもナノエナジー・ゼロは国内販売初低燃費タイヤのグレード最高「AAA-a」を達成しました。小型トラック・バス向けのラインナップも提供しています。

適合車種:トヨタ プリウス、ホンダ インサイトなど

TOYO DRB(ディーアールビー)

ルックスとトータル性能を兼ね備えたストリート系スポーティータイヤ。ドライでもウェットでも高い性能を発揮する「ガルウィングDRBパターン」を採用。軽量化によって運動性能と静粛性・経済性のトータルバランスを実現しています。またコストパフォーマンスが高いことでもユーザーから評価を得ています。

適合車種:スバル フォレスター、スズキ スペーシアなど

GARIT(ガリット)

吸着性能とひっかき効果で、あらゆる氷雪路路に効くスタッドレスタイヤ。「ナノゲル」を配合した「吸着ナノゲルゴム」が路面の凹凸に吸着しあらゆる氷雪路面にグリップします。さらに吸着3Dサイプ・360℃サイプを採用し路面への追従性を高めコーナリングとブレーキングの安定性、さらにドライ面でも安心に走行できるよう設計されています。

適合車種:トヨタ タウンエースバン、スバル インプレッサなど

OBSERVE(オブザーブ)

SUV/CCV専用にサイプデザインを新たに設計したスタッドレスタイヤです。「360°サイプ」「大振幅波型サイプ」の技術によって、雪道でも全方向へ強いグリップ力が発揮されます。

適合車種:スズキ ジムニー、トヨタ ランドクルーザーなど

WINTER TRANPATH(ウィンタートランパス)

ハイト系(車体が高い車)専用スタッドレスタイヤのブランドです。ハイト系特有のふらつきを抑え、アイス性能と操縦安定性を高次元で両立。2017年度グッドデザイン賞を受賞しています。

適合車種:日産 セレナ、トヨタ アルファードなど

トーヨー(TOYO)タイヤの製造技術

サマータイヤの技術

「ナノバランステクノロジー」による低燃費実現

タイヤ制動時におけるエネルギーロスを低減するために、ナノレベルでゴム材料開発を制御する「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を体系化。以下の4つの体系を横断的に統合した独自のタイヤ技術基盤です。

ナノ分析:タイヤコンパウンドを構成するフィラーやポリマーの状態をナノレベルで精密観察する

イースト菌 キューティクル ゴム分子構造 フィラー構造 ポリマー分散構造

ナノ解析:タイヤコンパウンドを構成するポリマー分子の運動をシミュレートし分子レベルからエネルギーロスを予測する

ナノ素材設計:ナノ分析・解析から検証されたデータをもとに最適な素材をもって理想的なコンパウンド設計を行う

従来配合 最新配合
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ナノ加工:素材設計で組み合わされた素材を最適条件で加工し、最大限の性能を引き出す

「T mode」による高精度シミュレーション

転がり抵抗抑制シミュレーション 構造設計シミュレーション
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トーヨータイヤ独自のシミュレーション技術です。様々な確度からシミュレーションを重ねることで、あらゆる車種で最適なドライブができるタイヤを導き出します。例えば、ドライビングシミュレーションでは様々な車の挙動を解析。車種は全長はもちろん、乗員数や荷物の量、走行パターンをコンピューターで再現し、タイヤにかかる負荷や状態を解析。走行中に変化するタイヤの状態が詳細に可視化されます。

スタッドレスタイヤの技術

環境に優しいクルミの殻を配合

スパイクタイヤによる道路粉塵被害を防ぐとともに、氷雪面での安全走行を実現する、トーヨータイヤ独自の技術です。クルミの殻が冬の路面をひっかき強いグリップ力を発揮します。クルミの殻は天然素材で環境に優しく、氷より固くアスファルトより柔らかいためアスファルトを傷つけません。

鬼クルミで氷をひっかく 鬼クルミの殻
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特殊素材の配合により高いブレーキング性能を実現

吸着ナノゲルゴムを素材に用いることで、氷点下でもゴムが硬化することを防ぎます。そのため路面の凹凸にしっかりと吸着できて、上述のクルミの殻の「ひっかき力」が発揮されます。さらに竹炭で作られた「吸水カーボニックパウダー」によって、滑る原因となる水の膜を素早く除去し、アイス路面でのブレーキング性能を高めています。

ナノゲルで氷に密着 竹炭でミクロ水膜を吸水 吸水カーボニックパウダー
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TIREHOOD TIREHOODとは?

タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

  • STEP.1

    WEBでタイヤを探す

  • STEP.2

    手ぶらで近くの取付店へ

    ※自宅配送も可能です

選択肢を選んで、あなたに最適なタイヤを探してみよう

Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。