WINTER MAXX(ウインターマックス)を知る

WINTER MAXX(ウインターマックス)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

WINTER MAXX(ウインターマックス)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、 WINTER MAXX(ウインターマックス)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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WINTER MAXX(ウインターマックス)タイヤの開発ストーリー

ダンロップでは冬道の安全・安心をお客様に届けたいという思いでスタッドレスタイヤの開発に取り組んでいます。スーパーコンピュータを使っての徹底したシミュレーションと実走行のテストを繰り返すことにより、新しい性能を持ったタイヤを開発しています。

2012年から発売を開始した「ウインターマックスゼロワン WINTER MAXX 01」では、氷上性能とライフ性能の向上を目指しました。それにより従来品である「DSX-2」に比べ氷上でのブレーキ性能が11%、ライフ性能が1.5倍向上するという大幅な改良がなされました。

新素材である「ナノフィットゴム」の開発に使われたのが「4D NANO DESIGN」というダンロップ独自の新材料開発技術です。「4D NANO DESIGN」では、スーパーコンピュータ「京」や大型放射光施設のSPring-8などを用いており、短時間で膨大なシミュレーションを重ねることができます。

2016年には、「ウインターマックスゼロツー WINTER MAXX 02 」が登場しました。この製品において、氷上性能やライフ性能といった今までの性能をさらに向上させたうえで、新たに「氷上の効きが長持ち」という新しい性能を採りいれました。

WINTER MAXX(ウインターマックス)タイヤの製造技術

MAXXシャープエッジ

WINTER MAXX01 25%シャープな新ミウラ折りサイプがブロックの倒れこみを抑制 25%シャープな新ミウラ折りサイプによりエッジ成分を増加 増加したエッジがアイスバーンをしっかり引っかく
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サイプ幅を細くすることで、ブレーキ性能・ライフ性能を向上させる技術です。「ウインターマックスゼロワン WINTER MAXX 01」のために開発されました。サイプ幅を従来よりも25%細くすることができ、サイプ幅が細くなったことで、ブロックの倒れ込みを抑え、接地面積が拡大しました。またエッジ数も増え、氷面をしっかりと捉えることができるようになって、氷上ブレーキ性能が向上しました。さらに倒れ込みが抑えられるため、タイヤの偏摩耗を防ぐことができライフ性能が向上しました。

ナノフィットゴム

しっかり踏ん張って 大きな面で密着して粘る 当社従来の氷面密着イメージ 広い面で密着する「WINTER MAXX」に比べ、点で密着するためグリップ力は劣る。
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ブレーキ性能とライフ性能を向上させてくれる、新素材のゴムです。ダンロップ独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」を使って開発されました。高密度シリカが連結されることで剛性が生まれ、さらに新開発された軟化剤を配合することで、これがクッションの役割を果たし柔軟性が生みだされたのです。ゴム全体としての剛性を保ちながら、設置面だけ柔らかさを保つことができるため、路面に対する密着力が強まり氷上ブレーキ性能が向上しました。また「ナノフィットゴム」により摩耗に強く、より長く使用できるというライフ性能が向上しました。

こちらも「ウインターマックスゼロワン WINTER MAXX 01」のために開発された技術です。

パターンデザイン

ラグ溝の容積をアップさせることで、雪上での安定性を高めてくれる技術です。パターンデザインのメリットは以下の3点です。

1)容積がアップしたラグ溝(正面から見ると接地面に対して水平方向の溝)が雪をしっかりと掴んで排雪するため、雪上でも力強い走りができます。

ラグ溝が雪を掴み、固める仕組み 荷重がかかりラグ溝が変形 雪を固めて掴む 荷重が抜けラグ溝のカタチが戻る 雪が抜ける

2)排水性も高まりました。容量がアップしたセンター部の主溝(正面から見ると接地面に対して垂直の溝)により、ウェットな路面やシャーベット状の路面においても安定した走りが行えます。

容量を40%アップしたセンター部の主溝により排水性を向上。ウエット&シャーベット路での走行安定性を高めています ハイドロシミュレーション画像

3)非対称のパターンを採用。外側部分のブロックを大型化することで、コーナリングにおいても安定した走りが行えます。

ブロック剛性分布図 剛性アップ
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こちらも「ウインターマックスゼロワン WINTER MAXX 01」のために開発された技術です。

液状ファルセネンゴム

WINTER MAXX01(当社従来比) 軟化剤オイル配合(従来品) 走行で熱や圧力がかかるとオイルが抜けてゴムが硬化してしまう WINTER MAXX02 液状ファルネセンゴム 液状ファルネセンゴム配合 軟化剤である「液状ファルネセンゴム」がゴム分子と結合し抜けにくいからゴムの柔らかさが持続する
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冷えても硬くならないため、路面への密着度を保てる軟化剤です。

「ウインターマックスゼロツー WINTER MAXX 02」のために開発されました。冷えても硬くならないため、路面への密着性が高いです。従来の軟化剤では、走行時の熱や圧力のため経年により、オイルが抜けゴムが劣化しました。一方「液状ファルセネンゴム」ではゴム分子と結合しているためオイルが抜けにくく、ゴムの柔らかさが保たれるため、効きが長持ちするのです。

超密着ナノフィットゴム

凹凸のある路面への密着性を高めてくれるゴム。これも「ウインターマックスゼロツー WINTER MAXX 02」に用いられている技術です。「超密着ナノフィットゴム」は、シリカのネットワークがきめ細やかで、しなやかさを保つ「液状ファルセンゴム」も配合されているので、凹凸のある路面にもしっかり密着できます。

WINTER MAXX01(当社従来比) より微細な領域ではまだ密着の余地がある WINTER MAXX02 「超密着ナノフィット)採用でより微細な領域でも密着 密着度※1 20%向上
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MAXXグリップパターン

WINTER MAXX01(当社従来比) 6本 氷上性向上 ランド費を2%アップ「MAXXシャープエッジ」を17%増量 WINTER MAXX02 7本 「MAXXシャープエッジ」の増量により、氷に対するひっかき成分が増加し、氷上性能が向上。 当社従来比(WINTER MAXX01)との比較において。タイヤサイズ:205/55R16 91Q
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「MAXXグリップパターン」では「MAXXシャープエッジ」を17%増加させ氷上性能が向上しました。溝のエッジを増やすことで、効果的に雪を掴むことができるようになり、雪上性能が向上しました。これも「ウインターマックスゼロツー WINTER MAXX 02」に使用されています。

高密度ゴム

13,000km走行後の摩耗外観比較 (車両の性能、気温、路面状況により変わり、普遍的なものではありません) WINTER MAXX01 「高密度ゴム」 DSX-2(当社従来比) 「混ぜ物入りゴム」
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「ウインターマックスゼロツー WINTER MAXX 02」に用いられています。空洞や混入物の少ない「高密度ゴム」を使用することにより、摩耗がしにくくなり、ライフ長持ち性能が高まりました。

WINTER MAXX(ウインターマックス)タイヤの適合車種

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02

適合車種:セダン、ワゴン、ミニバン、コンパクト、軽カー
(トヨタ アルファード、日産 エクストレイル、ホンダ ラグレイトなど)

ウインターマックス01 WINTER MAXX 01

適合車種:セダン、ワゴン、ミニバン、コンパクト、軽カー
(マツダ フレア クロスオーバー、三菱 デリカ、スズキ Keiなど)

ウインターマックスエスジェイエイト WINTER MAXX SJ8

適合車種:SUV
(日産 プレサージュ、三菱 デリカ、三菱 アウトランダーなど)

ウインターマックスエスブイゼロワン WINTER MAXX SV01

適合車種:商用車
(日産 NV350キャラバン、トヨタ ハイエースなど)

WINTER MAXX(ウインターマックス)タイヤのサイズ展開

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02及びウインターマックス01 WINTER MAXX 01共に展開

35・40・45・50・55 SERIES

タイヤサイズ:14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02及びウインターマックス01 WINTER MAXX 01共に展開

60 SERIES

タイヤサイズ:14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02及びウインターマックス01 WINTER MAXX 01共に展開

65 SERIES

タイヤサイズ:13 インチ、14 インチ、15 インチ、16 インチ

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02及びウインターマックス01 WINTER MAXX 01共に展開

70 SERIES

タイヤサイズ:13 インチ、14 インチ、15 インチ

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02及びウインターマックス01 WINTER MAXX 01共に展開

80 SERIES

タイヤサイズ:13 インチ、14 インチ

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02 ランフラットタイヤ

タイヤサイズ:19 インチ

ウインターマックス01 WINTER MAXX 01 ランフラットタイヤ

タイヤサイズ:16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ、20 インチ、21 インチ

ウインターマックス02 WINTER MAXX 02 CUV対応45・50・55

60・65・70 SERIES

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ、20 インチ

ウインターマックスエスジェイエイト WINTER MAXX SJ8

80~50 SERIES

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ、19 インチ、20 インチ、21 インチ

ウインターマックスエスブイゼロワン WINTER MAXX SV01

タイヤサイズ:12 インチ、13 インチ、14 インチ、15 インチ

TIREHOOD TIREHOODとは?

タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

  • STEP.1

    WEBでタイヤを探す

  • STEP.2

    手ぶらで近くの取付店へ

    ※自宅配送も可能です

選択肢を選んで、あなたに最適なタイヤを探してみよう

Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。