BLIZZAK(ブリザック)を知る

BLIZZAK(ブリザック)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

BLIZZAK(ブリザック)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、BLIZZAK(ブリザック)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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BLIZZAK(ブリザック)タイヤの開発ストーリー

1960〜70年代の日本では冬の雪道の交通手段として「スパイクタイヤ」が普及していました。スパイクタイヤとは、凍結した道での走行性能を向上させるためにタイヤのトレッドの表面に金属等で作られた滑り止めの鋲を打ち込んだタイヤのことを指します。

しかし1980年代には、スパイクタイヤ路面を損傷させ、その結果発生する粉塵によって健康被害が発生することが発覚して社会問題となっていました。その中でスパイクタイヤの製造・販売中止が決定され、「スタッドレスタイヤ」の性能向上が急務となりました。スタッドレスタイヤとは雪道などの摩擦係数が低い路面で、普通のタイヤに比べて駆動力や制動力をより大きく路面に伝える工夫がされているタイヤのことを指します。

そんな中ブリヂストンは氷上試験を行い、タイヤの表面の粗さが大きいほど氷上摩擦係数が大きいことを突き止めました。そこで生まれたのが、スポンジのように気泡を取り込んだ「発泡ゴム」の発想です。1988年、ブリヂストンは発泡ゴムを使用した「BLIZZAK PM-10」「BLIZZAK クPM-20」を発表しました。その結果、「スタッドレスならブリザック」と言われるほどの高い評価を得るようになり、冬タイヤの拡販に大きく寄与しました。

その後も研究・開発を活発に行い、1997年には除水および排水効果を飛躍的に向上させる「連鎖発泡ゴム」をもつ「BLIZZAK MZ-02」、2000年には水路をさらに大径化し補強した「メガ発泡ゴム」を搭載した「BLIZZAK MZ-03」を発売しました。2003年にはより太い水路と氷結面に噛み付くバイト粒子を採用した「レボ発泡ゴム」を取り入れた「BLIZZAK REVO 1」、2013年には吸水性能を高めた「アクティブ発泡ゴム」をもつ現行モデルの「BLIZZAK VRX」と次々に高性能のスタッドレスタイヤを生み出してきました。そして2017年には、30年近くにも及ぶブリザック史上最高性能である「BLIZZAK VRX2」が誕生しました。

BLIZZAK(ブリザック)タイヤの製造技術

アクティブ発泡ゴム2

水路の表面を水を弾かない親水性の素材でコーティングし、気泡の内壁に沿って水を入り込みやすくすることで、タイヤが滑ってしまう原因である路面の水膜を積極的に除去します。粒径の小さいシリカと「摩擦向上剤」の配合により、トレッドゴムが氷路面にしっかりと接地し、グリップ力が大幅に向上しています。また、ミクロの気泡と水路がもつ吸音機能を活かし、静かな車内空間を実現しています。「発泡ゴム」という技術は1988年に発売された「BLIZZAK PM-10」から使用されていますが、現在ではさらに改良を加え、氷上性能や制動距離が大きく向上した「アクティブ発泡ゴム2」として多くの人々の安全を守っています。

マルチアングルグルーブ

ラグ溝(横溝)を従来より増やすことで「引っ掻く」機能をより強化し、雪の上での力強いグリップが発揮されます。また、最適化されたパターンが、スタッドレスタイヤでの走行時に気になりがちなノイズを低減しています。

非対称サイド形状

BLIZZAK VRXからはIN側とOUT側のサイド形状が異なる「非対称サイド形状」を採用することで、ふらつきを軽減し高い直進安定性と応答性を実現しています。凍結路や雪上路だけでなく乾いた路面においての走行にも安心感があります。

マイクロテクスチャー

トレッドの表面に施した微細な凸凹が、路面の水膜を効果的に除去することで、装着初期から優れた氷上性能を発揮します。

3Dホールドスクラムサイプ

サイプ(タイヤの接地部の無数の細かな切れ込み)を断面途中で3次元にジグザグに変化させ、隙間には柱の役割を果たすプロップ・ホームを搭載することで、走行安定性を高めています。

BLIZZAK(ブリザック)タイヤの適合車種

BLIZZAK VRX2

適合車種:乗用車(トヨタ クラウン、スバル フォレスター、ローバー ミニなど)

BLIZZAK VRX

適合車種:乗用車(マツダ AZ ワゴン、スズキ ワゴンR、ミツビシ ek スポーツなど)

BLIZZAK DM-V2

適合車種:SUV(トヨタ ハリアーハイブリッド、トヨタ ランドクルーザー プラドなど)

BLIZZAK RFT

適合車種:標準装着車種専用

BLIZZAK(ブリザック)タイヤのサイズ展開

BLIZZAK VRX2

タイヤサイズ:20 インチ、19 インチ、18 インチ、17 インチ、16 インチ、15 インチ、14 インチ、13 インチ、12 インチ

BLIZZAK VRX

タイヤサイズ:20 インチ、19 インチ、18 インチ、17 インチ、16 インチ、15 インチ、14 インチ、13 インチ、12 インチ

BLIZZAK DM-V2

タイヤサイズ:20 インチ、19 インチ、18 インチ、17 インチ、16 インチ、15 インチ

BLIZZAK RFT

タイヤサイズ:20 インチ、19 インチ、18 インチ、17 インチ、16 インチ、15 インチ、14 インチ

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Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。