ECOPIA(エコピア)を知る

ECOPIA(エコピア)のタイヤを徹底解剖!
歴史・製造技術・適合車種・サイズ

ECOPIA(エコピア)についてご紹介するページです。
歴史や製造技術、ECOPIA(エコピア)タイヤが適合する車種やタイヤサイズなどをご紹介します。

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ECOPIA(エコピア)タイヤの開発ストーリー

ECOPIAは、ブリジストン社製のタイヤです。環境という意味のECOLOGYと、理想郷という意味のUTOPIAの二語の造語です。タイヤとしての安全性を維持しつつ、持続可能性を追求し続けているエコピア。1995年に初代が誕生し、以来、製造段階からCO2排出量の削減を意識した研究開発が続けられてきました。

2012年には、低燃費性能とウェットグリップ性能を進化させた電気自動車専用のタイヤが開発されました。電気自動車はガソリン車に比べて転がり抵抗の影響が大きいため、ブリヂストン独自技術の「ナノプロ・テック」を採用することで転がり抵抗を減らし、タイヤが転がりやすくなりました。また、電気自動車はモーター音がしないことから走行時のタイヤの音が気になるという問題があったため、電気自動車に最適なパタンを開発し、高い静寂性の確保も実現しました。

2017年には低燃費性能とウェットグリップ性能の2つを受け継ぎつつ、安全性と経済性をさらに追求した車種別タイヤが開発されました。エコピアのタイヤはよく転がるため、少ない力でも無理なく発進することができ、車の燃費が良くなります。

エコピアは「『持続可能な』社会の実現」がコンセプトであり、

  • 低燃費性能
  • 安全性能
  • ライフ性能

の全てのバランスが取れたタイヤを目指して日々開発が続けられています。

ECOPIA(エコピア)タイヤの製造技術

ナノプロテックゴム

エコピアのタイヤは、ウェット向上ポリマーという素材を採用したナノプロテックゴムを使用しているため、転がり抵抗を大幅に減らすことに成功しています。ウェット向上ポリマーとは、路面との摩擦力を高めることでウェット性能を向上させたポリマーです。これをタイヤに採用した結果、少ない力で長く走れるようになり、燃費が大幅に改善しました。

アルティメットアイ

アルティメットアイとは、ブリヂストンが開発した、タイヤに求められる性能を最大限に高めるシミュレート&計測技術です。エコピアのタイヤはこの技術を使用しているため、ウェット性能・耐偏摩耗性能がとても高く、タイヤがしっかり止まるので安全な運転を実現しています。

エコ効きもちゴム

低転がり性能特化ポリマーとウェット向上ポリマーを組み合わせたトレッドゴムで、走行時のトレッドゴムの発熱を抑えます。この技術は、ウェット性能と耐摩耗性能を向上させるだけでなく、低燃費性能の向上にも役立っています。

剛性コントロールシート

この剛性コントロールシートは、路面と接するトレッドゴムの剛性を最適化するものです。そのため耐摩耗性が向上し、ハンドルの操作がより安定しています。その結果、エコピアは乗り心地のよい安定性に優れたタイヤブランドとなりました。

パワーサイド構造

軽自動車のふらつきを抑えてくれる技術です。軽自動車の中でも、車高が1,700mm以上あるハイト系軽自動車は特に、運転時のふらつきが大きいと言われています。そこで、ふらつきを抑えるために、タイヤのサイド部分の剛性を強めた「パワーサイド構造」が採用されています。

サイレントACブロック

グリップ力を高め、安定した走行を可能にしてくれる技術です。

平らなブロックは、平らな路面に接地した時でもゴムが変形し、グリップしにくく、滑りやすくなっていました。そこで、ブロックの表面を3次元にうねらせ、路面に接地した時に接地圧が均一になる「ACブロック」が開発されたのです。

また、偏摩耗を防いでくれるという副次的効果もありました。サノイズを減らす効果のある部分を特にうねらせているため、路面とブロックが擦れることで発生するノイズが吸収され、静寂性が向上しています。

3Dノイズ抑制グループ

EV専用のタイヤには、3Dヘルムホルツ型消音器が搭載されています。タイヤが路面に接地するとき、溝が管状空間を形成して高周波のノイズが発生します。このノイズを避けるため、タイヤに立体的な側塞を作ることで特定の周波数を分散させています。EV車は、エンジン音がないためタイヤの音が目立ちやすいのが特徴です。そこで、タイヤに消音技術を搭載することで静寂性の向上を測っています。

チャンファリング

ブロックの端部分の角を丸め込むことで、ブレーキをかけた時に起きるエッジの巻き込みによるタイヤの変形をコントロールできるようになりました。ブレーキ時のフラットな接地を実現しています。

ECOPIA(エコピア)タイヤの適合車種

ECOPIA NH100

適合車種:セダン・スポーツ(シトロエン、日産 ジューク、トヨタ プリウスなど)

ECOPIA NH100 RV

適合車種:ミニバン、SUV(トヨタ CH-R、ホンダ ステップワゴンなど)

ECOPIA NH100 C

適合車種:軽・コンパクト(トヨタ アクア、ダイハツ ムーブ、トヨタ プリウスなど)

ECOPIA EX20 TYPE H

適合車種:軽(ダイハツ ムーヴ、スズキ ワゴンRなど)

ECOPIA EP001S

適合車種:セダン・スポーツ(トヨタクラウンロイヤル、ホンダ NSXなど)

ECOPIA EV01

適合車種:EV(電気自動車)(日産 リーフ、三菱 i-MiEVなど)

ECOPIA(エコピア)タイヤのサイズ展開

ECOPIA NH100

タイヤサイズ:14 インチ、15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ

ECOPIA NH100 RV

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ、17 インチ、18 インチ

ECOPIA NH100 C

タイヤサイズ:13 インチ、14 インチ、15 インチ、16 インチ

ECOPIA EX20 TYPE H

タイヤサイズ:14 インチ、15 インチ

ECOPIA EP001S

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ

ECOPIA EV-01

タイヤサイズ:15 インチ、16 インチ

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タイヤフッドはタイヤ選びから取付までワンストップ。近所で手間なくタイヤ取付ができるサービスです。

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Q. タイヤサイズの確認方法が分からない方

A. タイヤ側面・車内のステッカーに記載されています。

タイヤサイズの調べ方

①タイヤサイズはタイヤの側面に、メーカー名や商品名とともに表示されています。下記の写真の場合「205/65R15」がタイヤサイズになります。

②運転席側ドアを開けた内側の部分に、タイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されているステッカーが貼ってあります。(車種によってはないタイプもあります。)


Q. 年式(モデル)の確認方法が分からない方

A. 車検証・シートベルトに記載されています。

年式(モデル)調べ方

①車検証の下記の部分をご確認ください。

・初年度登録年月日(年式)


※『初度登録年月』の左横に『登録年月日/交付年月日』という欄がありますが意味合いは全く違いますので気を付けましょう。


②シートベルトの付け根にあるタグをご確認ください。